とりあえず感想など書いてみましたよ。
もう思いついたことをつらつら書き殴っていますのでその辺ご容赦。
ちなみにいずれ
シバイベの方にも格納予定にしておりますよ。
それでは↓よりどうぞ。
開演直前、スピーカーからリーダーの声が。
ちょっとした挨拶と注意、そしてお客さんの三三七拍子3回で始まりますと。
さ、三三七拍子!?
こんなの札幌では無かったぞー。
ああ、確かに曲がそんな感じになってるな・・・
なのでリーダーの合図に合わせてみんないっせいに三三七拍子3回。
その時舞台に吊り下げられている幕を見ると思いっきりNACSさんたちの影が映っていた。
後にKさんから聞いた話では「洋さんの手の叩き方はクセがあるからよくわかる」だとか(笑)
事前に札幌と東京で内容がかなり変わっていると聞いていたのだが、ラスト以外はそんなに大きくは変わってなかったような。
あとは説明部分の一部や桂たちが部屋でダラダラしているシーンがカットされていたり
まあちょっとしたシーンが追加されてたりぐらいか。
あ、それから
ほぼ全体的に立ち位置が逆になっていた。
例えば謎の薬売りが出てくるシーン。
札幌では薬売りは客席から見て右奥に立っていたのに東京では左奥に。
おかげで土方を存分に堪能できました(笑)
そういえばちょこちょこシーンをカットした分上演時間が札幌に比べて短くなっていたような。
説明部分に関しては札幌よりちょっとあっさり目になったかなという感じで。
逆に説教くさい部分が増えたような。
これは多分ラストの佐藤の考え方が札幌と東京では大きく変わったからそうなったのかもしれない。
札幌版ではまだなんかゆるい感じだったのが、
東京版ではしっかりと前向きになろうとしているような感じに見えた。
これは断然東京版の方が良いです。
でも途中の佐藤がどれだけルーズな男かという独白のシーンはやっぱり今ひとつ伝わってこなかった・・・
どうゼミ校長登場時にはやっぱり客大反応。
うちの友人もさぞかし驚いたことだろう(笑)
実はこれについては札幌公演の時は
「NACSの芝居でモロどうでしょうネタってどうだ・・・」と若干否定的に思いましたが、
東京ではまあ仕方ないか・・・という感じになりました。
だってやっぱり本州勢はどうでしょうから入った人が多いだろうからそれが一番わかりやすいネタだもんねぇ。
あ、でも試験2or試験3を知らないとわからないんでは・・・
芹沢鴨のシーンは変わってなかったような。
というか、ここは変えて欲しくなかったので良かった。
やっぱりお梅の最期を看取るシーンは切ない・・・
あの新撰組屯所の殿様遊びやシャア少佐遊びはやっぱり東京にも持ってきましたか。
あと札幌では大和屋が下の名前を「惣兵衛(そうべえ)」と言っていたのに
東京では「庄兵衛(しょうべえ)」になっていた。
これを聞いた時なんで名前が変わってんのか疑問に思ってたんだけど、
どうもこれって単に札幌のときに名前間違ってただけらしいねぇ。
今回もキラキラと輝いておりました(笑)
ちょっとしつこいとかここではいらないだろという笑いもちょこちょこ。
ばいネタはあんまり引っ張らない方が良かったんでは。
これ札幌では無かったような。
一番納得できないのが、桂の目の前で竜馬から土方に戻った時の「じゃじゃーん」。
これ激しくいらなかったってぇー!(怒)
なんでそんなもん入れたんだよぉ・・・
リーダーが入れたのか?それとも洋さんが入れろって言ったのか?
そんなとこでそんな笑いいらねえって!!
あそこは
クールに嘲笑すべきだったんではないだろうか。
その方が土方らしいだろー。
そうそう、「俺だい、古高俊太郎だい!」連呼はツボに入ってしまいましたよ(笑)
そして東京でも結構かんでたな・・・
明らかに言い直ししたところがいくつかあったんだもの。
思わずそれもアンケートに書いてしまった。
(確か札幌の時も書いたな・・・)
土方と桂の板ばさみになって、なんとか二人それぞれを説得しようとする佐藤のシーンは良かった。
ここは札幌ではわりとすぐに吉田俊麿として土方に斬られてさっさと終わってたし。
説得する時に羽織を着てなかったのはどっちかのキャラに固定させないためだったんだろう。
ああする事によって自由に山南にも吉田にもなれる。
そしてカーテンコール。
東京ではちゃんと一人一人の紹介&挨拶もありました。
ではうちが見に行った時のをちょろっと。
まずは音尾くん。
「20歳の時は目と目の間が4.4センチでしたが、
今は4.2センチです」
マジで2ミリ縮んだってかい(笑)
洋さんはずっと高橋英樹調。
そして「第一部を見ていただきました、第二部は歌謡ショーです」。
ぜひやってくれー!(笑)
しかしカーテンコールの時の洋さんは本当にきりっとしてんなー。
ずっと一点を見据えてぴしっと直立不動なんだもの。
洋さんの立ち姿はキレイなので思わずうっとり。←大泉バカなので仕方が無い
シゲの紹介の時に客席のあちこちからシゲコール。
洋さん「うるせえ!」
もうお約束ですな。
そして土下座ののち挨拶。
ヤスケンも最初土下座をするのかと思いきや
三点倒立みたいな感じに。
立ち上がって羽織の裾が顔にかかったまま挨拶。
さすが、こういう時も謎の行動をするんだね(笑)
最後はリーダー。
見に来てくれた人たちへの感謝の言葉や「また札幌の方にも見に来てください」と。
主宰としての思いが伝わってきたような。
今回は前から2列目左端近くという芝居を見るにはかなりパンチきいた席で見ることになってしまいました。
まあ役者の表情とかはよくわかったんだけどね。
あとリーダーの顔のでかさと音尾くんの目の離れっぷりも改めて実感できたし(笑)
でもあの鴨とお梅のシーンが見づらかったのが非常に残念。
ラストの方の佐藤が新撰組のその後を語る時の近藤処刑シーンでは佐藤の体で奥の方が隠れてしまってほとんど見えなかった。
でもあのファクトリーのフラットな床にパイプ椅子というのより全然良かったけど。
あれ激しく見づらかったって(泣)
そしてシアテレで見た楽日。
殿様遊び。
札幌の時には楽日でだいぶ遊んだらしいけど、今回の楽日はシアテレ生中継が入っているからなのかわりとあっさり終わらせた。
その代わりシャア少佐遊びはみんな頑張ってたなぁ(笑)
しかし楽日のかみ方は酷かった・・・
「うああ、そこでかむかぁ(泣)」というシーンがちょこちょこ。
一緒に見てた方と共にひっくり返りそうになりましたよ。
しかしヤスケンまでかむとは思わなかった。
めったにそんな事ないのに。
音尾くんはセリフかみは無かったけど(さすが!)、
一度勢いよく刀を抜く時に鞘に引っかかってしまったのがちょっと残念だった。
そういや儂が見に行った時には洋さんが刀をしまう時に刀が羽織に引っかかったのかちょっと手間取ってしまっていたところも。
ラストで曲のタイミングが早すぎたのか佐藤のセリフにかぶってしまっていたのが非常に残念。
ディレクターズカット版ではどういう編集になるんだろうか・・・
楽日のを使うのか、それとも儂らが見に行った時のを使うのか。
(どうやら撮影をしていたらしい)
そういや画面でアップになった時によくわかるんだけども
チームハンサムえらい汗かきまくってましたな。
でもって逆に洋さん汗かかなさすぎ。
あるお方に言わせると「女優なみ」(笑)
東京LOOSERを見てもやっぱりNACS芝居の中では上位だという考えは変わりません。
そりゃまあ首をかしげるところとかいまいち伝わりづいらところもありましたよ。
でもやっぱり何か良い。
札幌と東京、どちらのLOOSERが好きかと言われれば後者ですな。
こう思わせるということはやっぱり成功なんでしょうね。
これからもNACSにはほどほどの期待をしていこうと思っています。
いや、なんでもかんでも過剰に期待するというのはどうかと思うので。
される側にもそれは単なるプレッシャーにしかなりませんからな。